2010年04月04日

FREEの正体 週刊ダイヤモンド

free.jpg16万部のベストセラー、
未だに売れてる『FREE』

無料のビジネスモデルは
日常的に目にする。

ただ、
深く考えたことがない。

FREEの正体は?






■ 感想 >>>

『FREEの正体 0円ビジネス全解剖』週刊ダイヤモンド 本屋に行くと、未だに平積みの中で真っ青な表紙が異彩を放っている。その『FREE』の副読本的な位置付けで週刊ダイヤモンドが特集で取り上げていたので迷わず購入。無料のビジネスモデルは身近に存在しているのに驚くほど意識していないので、勉強になった感あり。

自分の周りにあるFREEを考えてみる。

・マンション購入の情報収集はフリーペーパーがきっかけ。
・愛用している髭剃りのきっかけは散髪屋での試供品。
・カバンの中のティッシュペーパーは駅前の無料配布品。
・気になるサプリメントは無償サンプルを取り寄せ。
・考えてみると、テレビ放送を見るのは無料。
・etc

人間は利便性を求めて、数限りない商品・サービスに埋もれている。大量な商品・サービスがあるだけに、供給サイドは競合差別化が難しく、最初の顧客接点をFREEという方法論を取らざるおえない状況なのではないかと考える。では、『FREE』で取り上げられているビジネスモデルって何?


(1)直接的内部相互補助

無料だったはずが、ついつい後でお金を払ってしまう仕組み。スーパーでの試食がわかりやすい。昨今では。無料ゲームのモバゲーなどの入り口は無料であるが、付加価値の高いサービスは有料になる仕組み。

(2)三者間市場

エンドユーザーはお金を払わないが、広告主がコスト負担する仕組み。典型的なものはテレビ放送。インターネット上だとGyao。駅前に溢れかえるフリーペーパーも同じ仕組み。

(3)フリーミアム

インターネット上のビジネスとして一般的になった手法。有料のプレミアム版の利用者が無料利用者分のコスト負担をする仕組み。iPhoneアプリなどは典型的なフリーミアム戦略。

(4)非貨幣市場

金銭以外をモチベーションに行為を無償で提供しあう仕組み。ウェザーニュースの会員による各地の気象情報提供の仕組みは完全に非貨幣市場。あと、ウィキペディアの無償の知識提供も同じ仕組み。


いろいろと無料のビジネスモデルを考えてみると。ひとつの結論に至る。競合優位性の確立が難しい中で、無料であることが、顧客(もしくは見込客)の最大集客効果のある方法論である。ただ、この無料分のコスト負担が出来るか?無料の状態から有料の商品・サービスに転換させることが出来るか?など、単純に無料だから儲かる。という事実もない。

現在、インターネット上のガリバーとなったgoogleのように、本来有料でも良いサービスを無料化し、その無料サービス以外の方法で収益(広告収益)を上げるというビジネスモデルがあるだけに。FREEのビジネスモデルも中途半端なものは勝ち残れない。

世の中にあふれる「タダの謎」を読み解くには面白い本だと思う。

タダより高いものはない。という諺があるだけに。ちまたに、あふれるタダを賢く利用しながらもムダなお金を使わない生活も大事だなぁ。と気づかされた気がするわーい(嬉しい顔)


■ 著者 >>>

クリス・アンダーソン

『ワイアード』誌編集長。「ロングテール」という言葉を2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、2006年に刊行した同名の著書『ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』は世界的ベストセラー。

↓私が読んだ副読本的な位置付けの週刊ダイヤモンド。



★アマゾンで購入>FREEの正体 週刊ダイヤモンド
★楽天市場で購入>FREEの正体 週刊ダイヤモンド

↓本家本元、無料ビジネスの考察本『FREE(フリー)』。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会
売り上げランキング: 40

★アマゾンで購入>FREE(フリー)
★楽天市場で購入>FREE(フリー)

※この記事は、レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています

■ その他、ビジネスモデルの書籍 >>>

グーグル「脅威の未来地図」
Twitterの衝撃






posted by 平蔵 at 01:51 | Comment(1) | 週刊ダイヤモンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
拝見させていただきました。
応援ポチ。
Posted by ポルコ at 2010年04月05日 15:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。