2010年10月24日

白昼の死角 高木彬光

shikakau.jpg「やらないこと」から決めなさい!
の中に紹介されていた小説。

小山昇さんの人生を変えた本として
取り上げられていた。

圧倒的な知能犯の犯罪小説。

ビジネス戦争を勝ち抜く
ヒントがあった!?わーい(嬉しい顔)




amazon商品の説明より一部引用

明晰な頭脳にものをいわせ、巧みに法の網の目をくぐる。ありとあらゆる手口で完全犯罪を繰り返す“天才的知能犯”鶴岡七郎。最後まで警察の追及をかわしきった“神の如き”犯罪者の視点から、その悪行の数々を冷徹に描く。日本の推理文壇において、ひと際、異彩を放つ悪党小説。

■ 感想 >>>

『白昼の死角』高木彬光 主人公は、戦後混乱期に法律の死角を鋭く見抜き、冷静沈着に完全犯罪を遂行していく。明晰な頭脳も凄いと感じるけど、犯罪計画を実行する過程でのトラブルの対処法など、ビジネスシーンにつながるヒントも多く、楽しく読むことが出来た。本書は、基本的に経済詐欺の小説。よって、背筋が寒くなる主人公の天才的な知能戦の展開が面白い。ちと、主人公の犯罪計画・実行をビジネスに置き換えて、自分なりに記述してみるひらめき

(1:発案)何気ない、日常のひとコマを常にビジネス展開できないか?の視点で観察・経験・思考していく。ちいさなヒントを複数のヒントを掛け合わせながら、他人が気付いていない発案を行う。

(2:計画)緻密に緻密に、何度もシミュレーションしながら計画立案していく。法律・社会情勢・会社・人材などのあらゆる側面の部分最適を検討し、全体計画を練り上げていく。

(3:配置)計画遂行にあたり最適な人材を採用していく。その人材の能力・欲求・性格を吟味しながら採用する。そして、計画実行のための役割を理解させ、徹底的に教育していく。

(4:実行)計画実行は迅速かつ丁寧に、当初の計画通りに完全遂行する。目的達成のために心血注いで完全遂行する覚悟で冷静沈着かつ徹底行動で実行していく。

(5:報酬)利益率の高いビジネスを遂行して圧倒的な利益確保する。協力した人材には惜しみなく高い報酬を与える。

ビジネス=戦争と言われるが。熾烈なビジネス戦争を勝ち抜くための思考回路は、主人公のようなビジネス脳のフル回転が必要。決して、知能指数が高くなくとも、日々の鍛錬でビジネス脳は覚醒させられるはず。この小説を読んで、よい学びがあったな!と小山昇さんへ感謝、感謝わーい(嬉しい顔)



白昼の死角 (光文社文庫)
高木 彬光
光文社
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posted by 平蔵 at 00:03 | Comment(0) | 高木彬光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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