2011年01月29日

ピーター・ドラッカーの「マネジメント論」がわかる本

drucker2.JPG“ピーター・ドラッカーまとめ”
事業戦略論に続き、マネジメント論。

顧客について知ることから始めよ!

上記の言葉だけでも、
多大なるビジネスヒントがある!

下記、自分用の備忘録わーい(嬉しい顔)





ピーター・ドラッカーの「マネジメント論」がわかる本

ドラッカーによるマネジメントの定義

組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関がマネジメントである。

●部下の管理のみを指すわけではない
●トップ・マネジメントのみを意味するわけではない
●権力の意味でもない
●ボスの意味でもない
マネジメントの課題

(1)組織に特有の目的と使命を知る

社会の機関として存在する組織は特有の目的と使命を有します。この目的と使命の理解なくして、それに見合った成果を上げることは不可能です。したがって、組織に特有の目的と使命を知ることがマネジメントにとっての最初の課題になります。

(2)仕事の生産を上げて、働く人を生かす

成果を上げるためには、目的と使命を理解した上で、仕事の生産性を上げなければなりません。さらに、働く人々に達成感を与えることが不可欠になります。これがマネジメントの第2の課題です。

(3)社会的責任を全うする

組織の活動は社会に何らかの影響を及ぼします。中には予期せぬ悪影響を及ぼすこともあるでしょう。こうした問題に対しても適切に対処することがマネジメントの課題になります。
利益とは何か

一般に「利潤の追求」は、企業の唯一の目的として考えられがちです。しかし、ドラッカーの見方に従うと、企業の第1の目的は「顧客の創造」です。では、利益はどう位置付けるべきなのでしょうか。

(1)成果を判断するための基準
(2)将来的なリスクを回避する保健
(3)より良い労働環境形成の原資
(4)社会サービスなどの社会資本の充実

このように、企業自身が将来のリスクを回避し、継続して活動できるだけの原資、いわば未来へのコスト、これがドラッカーが利益に対してとる立場です。
顧客は誰なのか

自社の事業の定義では、顧客からスタートすることが大前提だと、ドラッカーは説いています。これは、顧客が得る満足によって事業が定義されるからです。

“顧客は誰か、どこにいるのか”

そのためドラッカーは次の4点を明らかにすべしと述べています。

(1)顧客は誰なのか
(2)顧客はどこにいるのか
(3)顧客は何を買うのか
(4)顧客にとっての価値は何か

⇒ 顧客について知ることから始めよ!
事業目標の設定

企業の目的とは、企業の存在理由であるともいえます。それは、永遠に追いかけるねきゴールであり、極めて長期的なものです。一方、目標とは、目的を満足させるために掲げる短期的な指標です。そして、設定した指標により、企業が成果を上げているかどうかを測定できるようになります。ドラッカーは、目標を設定すべき8つの領域を明らかにしています。

(1)マーケティング
(2)イノベーション
(3)資源と資金
(4)マネジャーの仕事とその育成
(5)一般従業員の仕事を行動
(6)生産性
(7)社会的責任
(8)利益

これら8つの領域のすべてで、「できないことではなく、できることに注目」して目標を設定しなければならないと、ドラッカーは言います。
ドラッカーとコトラーのマーケティング定義

ドラッカーのマーケティング定義

顧客というものをよく知って理解し、製品(ないしサービス)が顧客にぴったりと合って、ひとりでに売れてしまうようにすること

コトラーのマーケティング定義

マーケティングとは、どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること

両定義を比較すると、コトラーのマーケティングの考えが、ドラッカーのマーケティング定義を踏襲したものだということがわかります。



[ 目次 ]

第1章 ドラッカーとマネジメント
第2章 マネジメントとは何か
第3章 目標および計画の策定
第4章 「マネジメントする人」の仕事と技能
第5章 マネジメント組織のあり方
第6章 トップ・マネジメントと戦略
第7章 現代のマネジメントの課題

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posted by 平蔵 at 13:43 | Comment(0) | P・F・ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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