2011年05月21日

仕事の報酬とは何か 田坂広志

housyunanika.JPG私の師匠である田坂広志さん

※お会いしたこともなく
勝手に師匠と呼んでいる

“仕事と人生を語るシリーズ”
の第三弾『仕事の報酬とは何か』

職業観育成の良書と思うわーい(嬉しい顔)



■ 目次 >>>

第1話 目に見えない三つの報酬 - 能力・仕事・成長
第2話 腕を磨くことの喜び - 職業人としての能力
第3話 いかにして腕を磨くか - 呼吸・着眼・心得
第4話 いかにして師を得るか - 問われる心の姿勢
第5話 仕事を残すことの喜び - 作品としての仕事
第6話 いかにして仕事を残すか - 共感と志を求めて
第7話 人間を高めることの喜び - 人間としての成長
第8話 いかにして人間を高めるか - 心の世界に処する力
第9話 決して失われぬ報酬 - 歩みを終えるとき


amazon商品の説明より一部引用

あなたは、何のために働くのですか?こんな問い掛けに、あなたならどのように答えるだろうか。生活をしていくお金を稼ぐため。しかるべき地位に就きたいから。こんな答えが返ってきそうだ。しかし著者はいう。「何のために働くのか」という、この問い掛けと、その答えにこそ、今後の長い人生を左右するような、大きな意味が込められていると。




■ 感想 >>>

自分の職業観は、必死に仕事をしていく中で醸成されて来た。その職業観(想い)を言葉にするのが難しくもあり、どのように表現して良いか?と考えてしまうことがある。そういう時、田坂広志さんの“仕事と人生を語るシリーズ”の中に、いつも答えがあった。

仕事は、努力すれば結果が出るのではない。正しい努力でなければならない。正しい努力で仕事の結果が出るように、仕事の思想(働く意味、仕事の報酬とは何か、など)も正しい方向を向かってなければならないと思う。その正しい方向を教えてくれるのが、田坂広志さんの“仕事と人生を語るシリーズ”。

本書、『仕事の報酬とは何か』の中で一番心に響いた箇所は下記♪
「仕事の報酬とは何か」と問われると、

しばしば、我々は、
「給料」や「収入」というものを頭に描いてしまう。
たしかに、それも「仕事の報酬」。

「役職」や「地位」などを考えてしまう。
たしかに、それも「仕事の報酬」。

しかし、これらは、いずれも、
「目に見える報酬」です。

そして、我々は、いつも、
「目に見えるもの」に目を奪われてしまう。

しかし、仕事には、実は、
「目に見えない報酬」がある。

目には見えないけれども、
決して見失ってはならない、
大切な報酬がある。

では、その「目に見えない報酬」とは、何か。

「三つの報酬」です。

第一が、「能力」。

一生懸命に仕事をすると、
職業人としての「能力」が身につく。

第二が、「仕事」。

一生懸命に仕事をすると、
良い「仕事」を残すことができる。

そして、第三が、「成長」

一生懸命に仕事をすると、
人間として「成長」できる。

我々が、真に「仕事の報酬」と
いうものを求めるならば、
自ら求めて得るべきは、

「能力」「仕事」「成長」という三つの報酬。

その「目に見えない三つの報酬」をこそ、
深く、求めなければならない。

いま、なぜ、我々は、
「働く」ということに、
喜びを感じなくなってしまったのか。

それは、我々が、
「目に見える報酬」に目を奪われ、
「目に見えない報酬」を見失ってしまったからです。

仕事の報酬は自分の成長。能力の向上、自分が納得いく仕事の結果、そして、仕事を通じて人間的成長を成し遂げる、「目に見えない三つの報酬」を手にするためにも。日々の一つひとつの仕事を真面目に真剣に、楽しみながら♪頑張って行こうわーい(嬉しい顔)


■ 参考ポイント >>>

●なぜならば、我々は、「腕を磨く」ということそのものに、無条件の「喜び」を感じるからです。

●「腕を磨く」というものを、どれほど深く体験しているか、それが、一流のプロフェッショナルになっていくための条件でもある。

●一流のプロフェッショナルは、例外なく、若き日に、この「腕を磨く喜び」を深く体験し、それゆえ、いまも、その「喜び」を求めて歩んでいます。

●最も高度な知的活動は、最も強靭な肉体に支えられる。

●職場において、仕事の「スキル」を学ぶことのできる、優れた「師匠」を見つけること。

●本当に謙虚であるならば、周りに「師匠」を仰ぐべき人物は、必ず、いる。

●一流のプロフェッショナルは、その高度な「スキル」を磨いていくために、必ず、「経験」の後の「反省」を行っています。

●プロフェッショナルの優れた「スキル」の奥には、必ず、優れた「心得」がある。

●我々が、仕事を通じて創り上げ、顧客に提供しているものは、単なる「商品」ではない。「作品」である。

●いかなる職業であっても、一流のプロフェッショナルにとっては、精一杯に力を尽くし、心を込めて残していく一つひとつの仕事が、素晴らしい「作品」。

●一生懸命に働くと、「人間としての成長」が得られる。そして、この「成長」というものは、ある意味で、「最高の報酬」です。

●仕事そのもののなかに、大きな喜びがある。


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仕事の思想 田坂広志




posted by 平蔵 at 18:58 | Comment(1) | 田坂広志 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
面白い本の紹介ありがとうございます。

仕事の意味とか報酬とか私もよく考えますが、「目に見えない報酬」を整理しているところが勉強になります。
 「感謝」というのも見えない報酬のひとつに加えてもいいですよね。
Posted by Katttt! at 2011年05月22日 06:23
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